NPO法人魚道研究会とは


1 研究会設立の目的

日本は温帯に属し、気候に恵まれ、豊かな自然を享楽してきた。しかし、国土の大部分は山地であり、河川は日本海と太平洋に注ぐ短い急流となっている。古来国を治めるには治水が不可欠な要素であった。また、国の経済が水稲で成り立っていた時代が永く続いた。その為河川は氾濫を防ぐ為の堤防で囲われ、潅漑用の堰が築かれてきた。近代になり山間部には、発電や洪水調節等多目的なダムが無数に築かれてきた。
この様な背景により、多くの川は自然状態からかけ離れた姿になってしまった。私たちの研究会は、自然の姿を失ったこの様な川に住む魚類がもって生まれた本能に従い種の繁栄をはかる為の手助けをしたいと考えて設立しました。魚類の生態を学び、よりよい魚道・魚巣を求めて研鑽することを目的とします。



2 研究会の沿革

平成7年秋、「国際魚道会議岐阜'95」が岐阜市で開催されました。この会議の 技術展示会に参加した岐阜県の会社が母胎となり、平成9年に研究会を発足させました。 以後、会員が増え、現在中部地方を中心に16社が参加しています。



3 研究会の活動

この研究会の活動の本拠地は岐阜県にあります。岐阜県は日本の中央に位置し、 標高3,000mを超える北アルプス(飛騨山脈)の峰から0mの濃尾平野の末端まで変化に富んだ地形と、木曽川・長良川・揖斐川の木曽三川が流れる飛山濃水といわれる美しい県で、豊かな自然がまだまだ残っています。
県の河川行政も多自然型の治水事業を目指して様々な取り組みを行っています。この様な環境の中で、私たちは次のような活動をしています。
(A)見学会:既存の魚道や漁法等の見学。主として研究会の会員が参加。
(B)講演会:広く参加者を募集し毎年夏期に、学識経験者を招いて講演会を実施しています。
(C)事例発表会:会員や行政に働きかけて、魚道の事例を発表します。参加は自由です。
(D)研究会:会員の技術研鑽の場として、年間計画をもとに研究会を行っています。



NPO法人魚道研究会事務局

〒500-8384 岐阜県岐阜市藪田南3-1-21 大日コンサルタントビル1F
Tel.058-271-2506 Fax.058-276-6417
URL=www.fishway.org E-mail=gyodou@dainichi-consul.co.jp